2014北海道 3日目 函岳
函岳
標高1129m。
山頂からは360°の大パノラマが楽しめる。
正直、それほど有名ではないだろう。何度も北海道にツーリングに行っている人に聞いても知らなかったりするほどだ。
ところが、オフロードバイクで北海道ツーリングをしたことのある人に聞いてみると、急に知名度が上がる。函岳を登ることを目的に北海道に来る人もいるくらいだ。
山頂からの景色が素晴らしいのにオフロードバイク乗りにしか有名でない理由は、山頂まで約30キロのダートを走らなけらばならないからだろう。
逆にオフロードバイク乗りからすると、それは特権のようなものであり、函岳は北海道オフローダーの聖地と言ってもいいのではないか。
ここを知ったのは三年前の初北海道ツーを計画していた時だ。
もちろんプランに入れていたが、オホーツク海沿いを南下している時、函岳山頂は厚い雲に覆われていた。
山頂からのパノラマを見たいがために登るのであって、雲に覆われていては意味が無い。
他に回りたいところもたくさんあったので断念した。
翌年、二度目の北海道ツーではツーリング後半のプランに入れていた。
しかしタイヤのみぞがなくなり、急用も入り帰宅することになり断念。
この2回の北海道ツーで北海道全域と、大きな観光地はだいたい回った。
北海道での心残りといえば函岳。
函岳に登っていないということだけ。
急遽出発した三度目の北海道ツー。
ほぼノープランでやって来たのだが、唯一決めてきたことが函岳に登ること。
そのために美深に直行した。
そしていま、晴れ間の見える函岳が目の前にある。
逸る気持ちを抑え、セブン-イレブンでおにぎりと飲み物を買い、バイクのサイドバックに放り込む。
函岳登るよ!
ダートの始まり。
ダートはよく整備されてる。砂利ダートなので砂利が深い所は注意。
整備が行き届いているからか、4輪がたまに走ってるから注意。
あまり写真も撮ることもせず、ダート約20kmの函岳に向かう分岐まで一気に走る。
一瞬、目の前の状況が理解できなかった。
膝から崩れ落ちそうになった。
嘘だろ?
積雪のため通行止め…
青い空と白い雲が虚しさを増幅させる…
函岳を登るために北海道に来たのに…
俺の北海道が終わってしまったのだ…
………
いや、終わらせない。
函岳に登りたい!
積雪での通行止めなんだから、その積もっている雪の所までいくだけでもいい。
行きます!
分岐からは背の高い木は少なくなり、とても開けた風景になる。
おぉ、山頂が見えてきた。
ドキドキが半端ない。
そして雪も見える。あそこまでか。
おぉ、道の2/3が雪で塞がれてるが1/3は雪がない。
行けるじゃん!
4輪は通れないから通行止めにしてたのね。
山頂のレーダー施設が見えてきた。
函岳への思い入れが強すぎて涙出そう。
駐車場到着。
曇ってる〜
でもそんなことよりやって来たことに感激する。
うぉ〜〜〜!
誰も居ないので叫び声あげてガッツポーズ。
レーダー施設の横を歩いて抜けるとそこが山頂。
ほんとに来たんだ!
岩場になってる。
西側。雲多いけど気持ちいー
南側、雲がどんどん上がってくるけど気持ちいー
東側、これまた雲が多いけど気持ちいー
函岳素晴らしい!
雲が多いけどそんなことどうでもいいくらい素晴らしい!
そしてこの雲の流れの早さだときっと晴れ間が現れる。
まだまだ時間はたっぷりある。
贅沢して買った金のおにぎり。
誰もいない大自然の山頂で、世界一の昼食をとった。
標高1129m。
山頂からは360°の大パノラマが楽しめる。
正直、それほど有名ではないだろう。何度も北海道にツーリングに行っている人に聞いても知らなかったりするほどだ。
ところが、オフロードバイクで北海道ツーリングをしたことのある人に聞いてみると、急に知名度が上がる。函岳を登ることを目的に北海道に来る人もいるくらいだ。
山頂からの景色が素晴らしいのにオフロードバイク乗りにしか有名でない理由は、山頂まで約30キロのダートを走らなけらばならないからだろう。
逆にオフロードバイク乗りからすると、それは特権のようなものであり、函岳は北海道オフローダーの聖地と言ってもいいのではないか。
ここを知ったのは三年前の初北海道ツーを計画していた時だ。
もちろんプランに入れていたが、オホーツク海沿いを南下している時、函岳山頂は厚い雲に覆われていた。
山頂からのパノラマを見たいがために登るのであって、雲に覆われていては意味が無い。
他に回りたいところもたくさんあったので断念した。
翌年、二度目の北海道ツーではツーリング後半のプランに入れていた。
しかしタイヤのみぞがなくなり、急用も入り帰宅することになり断念。
この2回の北海道ツーで北海道全域と、大きな観光地はだいたい回った。
北海道での心残りといえば函岳。
函岳に登っていないということだけ。
急遽出発した三度目の北海道ツー。
ほぼノープランでやって来たのだが、唯一決めてきたことが函岳に登ること。
そのために美深に直行した。
そしていま、晴れ間の見える函岳が目の前にある。
逸る気持ちを抑え、セブン-イレブンでおにぎりと飲み物を買い、バイクのサイドバックに放り込む。
函岳登るよ!
ダートはよく整備されてる。砂利ダートなので砂利が深い所は注意。
膝から崩れ落ちそうになった。
嘘だろ?
積雪のため通行止め…
青い空と白い雲が虚しさを増幅させる…
函岳を登るために北海道に来たのに…
俺の北海道が終わってしまったのだ…
………
いや、終わらせない。
函岳に登りたい!
積雪での通行止めなんだから、その積もっている雪の所までいくだけでもいい。
行きます!
ドキドキが半端ない。
そして雪も見える。あそこまでか。
行けるじゃん!
4輪は通れないから通行止めにしてたのね。
函岳への思い入れが強すぎて涙出そう。
曇ってる〜
でもそんなことよりやって来たことに感激する。
うぉ〜〜〜!
誰も居ないので叫び声あげてガッツポーズ。
ほんとに来たんだ!
雲が多いけどそんなことどうでもいいくらい素晴らしい!
そしてこの雲の流れの早さだときっと晴れ間が現れる。
まだまだ時間はたっぷりある。
贅沢して買った金のおにぎり。
誰もいない大自然の山頂で、世界一の昼食をとった。
by keen44
| 2014-07-15 00:37
| 201406北海道