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アサイ?フカイ?

漏斗胸とバイクと私 1

私は漏斗胸(ろうときょう)です。
正確には、漏斗胸でした。
高校2年生の夏休みを利用し、大掛かりな手術を受け、漏斗胸を治しました。
そして現在の胸の写真が、前回のブログ記事の写真です。
漏斗胸は、私の心と人生に、大きく影響している事柄だと思われ、自分を見つめ直す意味でも、しっかり文章にしてみようと思います。


漏斗胸の解説を少し。
私が知っていることだけを私なりに書きますので、正式なことは、各自調べてみてください。

簡単にいえば、胸の真ん中が凹んでいる胸。
凹んでいる状態は、人によって差がありますが、私の場合、どちらかというと、重度の漏斗胸だと思います。
どのくらい凹んでいたかといいますと、握りこぶしが、収まってしまいそうなぐらい。

進行性のもので、成長と共に、大きく凹んでくるようです。
現に私の両親は、幼少時代、私の漏斗胸には気づかなかったそうです。

痩せ型で、胸板が薄い人に多く見られ、私の体型と一致します。

遺伝もしますが、我が家の家系には、漏斗胸はありません。
ですが、私の子供たちに遺伝することはおおいに考えられ、成長する過程がとても不安だったのを覚えています。実際には遺伝しなく、本当に助かりました。


漏斗胸のデメリット。

胸が凹んでいることにより、内蔵が圧迫されるようです。
例えば、心臓は片側に追いやられ、不整脈になるそうです。
確かに、私も不整脈(笑)

肺の容量が少なる。これも心当たりがあります。後で書きます。

これは私だけの現象かもしれませんが、背骨が逃げ始めました。
側湾症です。
レントゲン写真を見たとき、笑いましたよ。完全なS字になっていました。
前後にS字なのではなく、左右にですよ(笑)それも多少ではなく、どう見てもSの字になってます。

とはいっても、どれも、すぐに生命に危険を及ぼす症状ではなく、そのまま生活していける人がほとんどのようです。

では、なぜ、それほど大々的な手術までするのか?

その答えは、「見た目」です。

えっ?それだけで?と、思いましたか?(笑)
それは、漏斗胸ではないからそう思うのですよ。

それでは、その苦悩について、書いていきたいと思います。
by keen44 | 2011-07-05 20:40 | ひとりごと